皆さんこんばんは、ばんさゆ(@bansayuboo)です。
厳しい寒さの北海道・十勝ですが、寒い冬にならないと見ることが出来ないものもあって、冬でも写活をしております。
その一つが豊頃町大津海岸の「ジュエリーアイス」です。
透明度の高い氷の塊はキラキラ輝いて美しく、1月中旬から2月下旬くらいが見頃なんです。
先日ジュエリーアイスを撮影してきたので、その時の模様をお話します。
豊頃町大津海岸・ジュエリーアイスを撮ってきた話
ジュエリーアイスとは
ジュエリーアイスとは、豊頃町観光協会のHPによりますと、
「十勝川を覆いつくす氷が太平洋に流れ出し、河口の大津海岸に打ち上げられる氷の塊が太陽の光を受け美しく輝く自然現象です。十勝の厳しい寒さと、母なる大河「十勝川」が生み出す自然の神秘です。」
とあります。
かなり透明度の高い氷の塊が海岸に打ち上げられるんですね。
特に美しいのは朝日が昇る時で朝日を受けキラキラと輝くジュエリーアイスを鑑賞したり撮影をするために、早朝で極寒にも関わらず多くの人が訪れます。
ただ自然現象なので行けば必ずしも見ることが出来る、というものでもないのです。
豊頃町大津海岸へのアクセス
豊頃町大津海岸へは、公共交通機関がありません。
移動手段は車になりますので自家用車かタクシー、レンタカーでの移動になります。
帯広の中心部からは、冬道の運転だと約60分ほどかります。
大津海岸から徒歩5分くらいのところに無料駐車場があるのですが、シーズン中は混むことが予想されるので、早めに到着するように計画を立てた方がいいと思います。
道外から来られる方はタクシーを利用するのが無難です。
北海道の冬道の運転は道路が凍結していて、冬道に慣れている道産子でもかなり緊張しながら運転しているので、タクシー会社のジュエリーアイス見学貸切タクシープランを利用するのがいいと思います。
お値段としては高めと感じるかもしれませんが、あの冬道を運転しなくてもいいのならこれくらいは出しても惜しくないと道産子の私でも思います。
それと大津海岸近辺にはコンビニはありません。一番近いコンビニでも車で20分かかります。それも覚えておきましょう。
私は朝日に輝くジュエリーアイスを撮りたかったので、5時半には駐車場に到着するように出かけました。
防寒はしっかりと!
冬の十勝地方はかなり気温が下がります。大津海岸も例外ではなく、マイナス20℃なんて当たり前の世界です。しかも海辺なので、体感温度はもっと寒く感じると思います。十勝の冬を舐めてはいけません。
ダウンジャケットにスノーパンツ、首にはしっかりマフラーをして、帽子と手袋はしっかり、スノーブーツを履きましょう。ヒートテックはマストアイテムですよ。
ちなみに、まつ毛と鼻毛が凍りまっせ~。
↑凍った私です。1時間写真を撮っていたら、こうなってしまいました。
写真を撮影される方は、レンズヒーターはあったほうがいいのと、撮影を終えて温かい車の中にカメラを持ち込むと結露を起こす可能があるので、カメラが入る大きさのソフトクーラーバックがあるといいです。(100均のでも充分です。)
私はcoowooのレンズヒーターを愛用しています。Anker のモバイルバッテリーのとの組み合わせで使用中です。Anker は大容量でバッテリー切れを気にせず使えて安心です。
カメラはクーラーバックに入れて徐々に温かい温度に慣らしていけば、結露を起こす可能性が低くなるので、カメラの故障の確立が低くなりますよ。ちなみに大きいジップロックでも代用できます。
カメラのバッテリーは寒いと性能が落ちるので、服のポケットに入れて温めておくといいです。
あと撮影の時にお湯があると便利。撮影の時に砂が付いたジュエリーアイスを、お湯をかけて綺麗するんです。水筒に入れて持っていきましょう。
私はキャプテンスタッグの真空断熱ボトルを愛用中です。
美しいジュエリーアイスの世界
では、私が撮影してきた「ジュエリーアイス」の世界をご覧ください。
朝日に輝く「ジュエリーアイス」は、とっても綺麗でした。朝早くて寒いんですが、日の出の撮影がおススメです。
最後に
ジュエリーアイスの美しい世界はいかかでしたか?
自然が作る光景は、とても美しいですよね。撮影していても寒さと時間を忘れるくらい、とても夢中になってしまいました。
豊頃町にはジュエリーアイスの他に「ハルニレの木」もあり、こちらも写真を撮られる方には大変人気のスポットです。
ちなみに美味しいカスタードドーナツがある「朝日堂」もおススメ。でも朝早い時間だと、お店が開いてないからな~。こちらも時間があえば、ぜひ。人気で売り切れていることもありますぞ。