皆さんこんばんは、ばんさゆ(bansayuboo)です。

昨年12月にFUJIFILM X-T4を購入し約半年間使用して、このカメラの良いところやイマイチなところが見えてきました。

今回は半年間の使用で分かったことを、愛のままにわがままにFUJIFILM X-T4を語りたいと思います。

かなり今回の記事は長いよ~。

それではいってみよう!

X-T4購入記はコチラから

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半年間X-T4使用して見えてきた良いところとイマイチなところをあげてみる

X-T4の良いところ

①色がやはり綺麗

さすがFUJIFILM、色が相変わらず綺麗です。

私はFUJIFILMの写真の色を「空気が澄んでいる感じ。」と表現することが多いんですが、伝わるでしょうか。

例えば冬の花火って、空気が澄んでいて花火が夏よりも綺麗に見えるんです。

X-T4で撮影していると冬の花火のように、空気が澄んでいて綺麗に見える色をきちんと写真に反映してくれるんですよね。

私はX-T4で写真を撮影している間、いつも「色が綺麗だな~。」と思いながらシャッター切っています。

また飛びや黒つぶれしづらく、かなり粘ってくれるのも良いところです。

②フィルムシミュレーションにETERNAブリーチバイパス・クラシックネガを搭載

フォルムシミュレーションに、新しくETERNAブリーチバイパスクラシックネガが搭載されました。

「ETERNA ブリーチバイパス」は、 彩度は低く抑えられつつもコントラストのある「銀残し」のフィルム現像技法を忠実に再現したそう。

実際撮影してみると、クールだけれどコントラストがしっかり出ている写りになります。

一方「クラシックネガ」は、ノスタルジックな中に温かな雰囲気のある写りが特徴です。

私は「クラシックネガ」がお気に入りで、よく使っています。

木のお皿やテーブルを使用したカフェを「クラシックネガ」で撮影すると、いい感じの写真になりますよ。

③電池の持ちが良くなった

X-T4大容量のバッテリーを採用したので、以前の機種に比べてバッテリーの持ちが格段に良くなりました。

X-T3を使っていた時もそこまで持ちが悪いとは思っていなかったんですが、今回X-T4を使ってみると改めて以前のバッテリーの持ちの悪さに気付きましたね。

ミラーレスは液晶を使う撮影が多いのでバッテリーの消費が早いですし、動画も撮影するとなるとバッテリー残量が少なくなってしまいます。

大容量バッテリーの採用は、撮影時の安心感が増すので嬉しいですね。

④手振れ補正機能搭載

とうとうX-T4に、最高で5軸・6.5段という高い補正効果の手振れ補正機能が搭載されました。

この手振れ補正がとても優秀で、動画を撮影しているとジンバルを使っているような感覚になるくらい、手振れ補正の効きがいいと感じています。

もちろん静止画撮影でも手振れ補正の恩恵は受けているんですが、動画を撮影した時の効きの良さに感動しました。

近い将来、シンバルが不要になる日がくるかもしれません。

⑤動画機能が強化された

X-T4静止画と動画の切り替えレバーが搭載されていて、スムーズな静止画⇔動画の切り替えが可能になりました。

また静止画の設定と動画の設定をそれぞれ保存出来るので、静止画から動画に切り替えた時に毎回設定を変えなくても良くなったのも嬉しいポイントです。

毎度、設定を変えるのって面倒くさいですからね。

X-T3まではチルト液晶でしたが、X-T4からは動画撮影での使用を意識したのかバリアアングル液晶が採用されています。

自撮り動画はチルトよりバリアアングル液晶の方が使いやすいので、この選択はいいと思います。

さらに4K60Pでの撮影が出来ますし、FHD240pハイスピード撮影に対応していて10倍のスローモーション動画再生も可能です。

スローモーション再生って、結構面白いですよ。

一つ例をあげると、フラフープをまわしているのをハイスピード撮影して、スローモーション再生観賞会をするとウケます。

撮ったその場で動画を見て盛り上がるのも楽しいので、どんどん撮って楽しみましょう。

⑥クラシカルな外観

初代X-T1から変わらない、所有欲をくすぐるクラシカルな外観がかっこいいですよね。

私はX-T一桁シリーズのデザインが好きで、シルバーの方を好んで使っています。

今発売されているカメラの中で、X-T4のようなクラシカルなデザインのカメラってないので、デザインに惚れての購入も全然アリだと思います。

カッコいいデザインで機能もマシマシなので、おススメですぞ。

X-T4のイマイチなところ

①自撮り動画の際に端子類が液晶を邪魔する

バリアアングル液晶を使って自撮り動画を撮影していると、マイクなどの端子類が液晶の邪魔をする感じになってしまうんです。

液晶が見えないことはないんですが、これは改善の余地があると思いますね。

せっかく動画機能にも力を入れてきているので、後継機ではここの部分が改善されているといいなぁ~と思います。

②ストラップについているリングカバーが微妙

FUJIFILMXシリーズって、ストラップの部分にレザーのリングカバーが付属しているんですが、X-T4のリングカバーが中途半端な大きさで微妙な感じでして。

しかもX-T3の時は簡単に取ることが出来たんですが、X-T4のリングカバーはストラップ部分のリングを一度取らないと取れなかった・・・。

レザーのリングカバーを取ったところ

カメラを傷つけないようにレザーのリングカバーを付けていると思うのですが、付け替えの行いやすいカバーにして欲しいなと思いました。

それか思い切って、無くしてもいい気がします。

③バッテリーチャージャーが付属していない

これは最近のカメラ全体の傾向と言えるんですが、X-T4にはバッテリーチャージャーは付属してないんです。

(この後発売されたX-S10にも、バッテリーチャージャーは付属していない。)

チャージャーを付けない分価格を抑えることが出来るし、給電しながら撮影出来るカメラだからだと思うんですが、やっぱりバッテリーチャージャーは付属品にして欲しい。

X-T4の発売時に購入宣言をして購入したら、バッテリーチャージャーをプレゼントっていうのをやっていたけれど、「それなら最初から付けてくれ!」と思ったのは私だけかしらん?

予備バッテリーを複数個持っていると、充電のことを考えたらバッテリーチャージャーがあると便利なんですよね。

次はバッテリーチャージャーが付属品になりませんかね、FUJIFILMさん!!!!!

(たぶん、ならないだろうな・・・。)

最後に

結論→X-T4はいいカメラです。

良いところ・イマイチなところがそれぞれありますが、すべてに満足する完璧なカメラなんてこの世に存在しないですからね。

X-T4は小さめな女性の手でもしっかりホールド出来る大きさですし、クラシカルなデザインで尚且つ機能も充実していて、大きさ重さもフルサイズのカメラほどではないので、女性におススメできるカメラです。

そしてFUJIFILMAPS-Cセンサーのカメラに力を注いでいるメーカーなので、レンズの種類が充実していますし、そのレンズもフルサイズのものよりコンパクトなのが特徴なんです。

これから「写真を趣味にしたい。」という女性に、X-T4は大きさ・重さ・機能・レンズの種類という点で、本当におススメのカメラです。

ただキヤノンやソニーに比べると地味な存在なのでしょうか、FUJIFILMのカメラをおススメすると「えっ、FUJIFILM???」って言われがちなんですよ。

FUJIFILMのカメラは・・・

めっちゃ色が綺麗なんだよぉぉぉ!一度撮ってみろぉぉぉ!

・・・という一言を残して、今回の語りを終了したいと思います(笑)。

ばんさゆ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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