皆さんこんばんは、ばんさゆです。
私は旅に出る時に、出来るだけ「広角レンズ」は持って行くことにしています。建物の撮影や、ダイナミックに景色を切り取る時に重宝します。
今回は、「広角レンズ」のお話です。
旅のお供は「広角レンズ」がおススメ!
建築物を撮影するのに便利
旅先で歴史的な建築物を撮影する際に、標準域(35mm~50mm)のレンズを使用していると、「あれ?建物が写真に入りきらない・・・。」っていう時ありませんか?全部入りきるように後ろに下がってはみるけれど、もうこれ以上下がれないよぉ・・ってこともあるかと思います。
そんな時に広範囲を写すことが出来る「広角レンズ」があると、とても便利です。
ベトナムで撮った「ピンクの教会」は、広角レンズ(" data-wplink-url-error="true">EF-M11-22mm)で撮影しました。道路を挟んで教会の向かい側の歩道から撮影しました。
歩道も狭く人の通りも多かったので、これ以上後ろに下がれないという状況で撮影しています。この写真は標準域のレンズで撮影していたら、建物が全部入りきらなかったと思います。
この写真は「広角レンズ」だからこそ、撮影できた一枚だと思います。
上の2枚の写真は、小樽のステンドグラス美術館で撮影ものです。
このステンドグラス美術館はこじんまりとした美術館なので、ステンドグラス全体を写したいのであれば「広角レンズ」は必須です。カメラはCanonEOS5DMark4、レンズは" data-wplink-url-error="true">EF16-35mmf2.8ⅢUSMを使用しています。明るいレンズなので、暗い中でもISOをそんなに上げずに撮れます。
このような建物の中を写す際にも「広角レンズ」で撮影すると、広範囲を写すことができます。
ダイナミックに景色を切り取れる
上の写真はフルサイズで14mmという超広角レンズで撮影しました。
「広角レンズ」の特徴として、
- 画角が広い(広い範囲を撮れる)
- 手前の物はより大きく、遠くのものはより小さく写る(誇張・パース・遠近感が強調される)
- ピントの合う範囲が広い(被写界深度が深い)
とされるので、かなり面白い写真が撮れます。
14mmのレンズで、上から撮ったチューリップの花壇です。花束みたいに写りました。
黄色のチューリップは、地べたに寝っ転がって下から撮った写真です。下から撮っても空に伸びていく感じが出て、面白く写ります。
この14mmのレンズはf値が開放1.8です。開放でマクロっぽく被写体に近づいて撮ると、上のような面白い遠近感の写真が撮れます。「広角レンズ」でいろいろ試してみると、新たな発見があります。土がキラキラしてますね。
明るいレンズなら星景やオーロラ撮影にも
f値が小さい明るいレンズなら、星景やオーロラを撮ることができます。
上の写真は14mmf1.8のレンズで撮影しました。日中雨が降っていたので、撮影時も空のコンディションが悪かったのですが星が何とか写っています。
標準域のレンズでも明るいレンズなら撮れる写真ですが「広角レンズ」だと広い範囲が写せるので、星景やオーロラは明るい広角レンズがおススメです。
でも明るい広角レンズは、お値段が張ります!
最後に
日本の歴史的建築物や、海外のお城などを撮る時に「広角レンズ」は活躍します。スペースに限りがある時に「広角レンズ」があると広範囲を撮影することが出来るので、写したい範囲を写真に撮ることが出来ます。
ただ広範囲を写せるということは、主題をきちんと決めないとなんとなく写したって感じのぼんやりした写真になってしまうので、気を付けて下さいね。
とにもかくにも「広角レンズ」は旅行と相性がいいので、買える範囲のお値段のもので購入を考えてみてはいかがでしょうか。
きっと楽しい写真が撮れるはずですよ。