皆さんこんばんは、ばんさゆ(@bansayuboo)です。
いつも愛用しているカメラやレンズ、使っていると汚れてきますよね。そんな時、皆さんはどのようなお手入れをしていますか?
これから梅雨の季節になり、カメラやレンズに大敵なカビが発生しやすくなります。またコロナ禍の今、使用したカメラやレンズをキレイにお掃除することは、感染予防にもなるのでは?(大げさかな・・・)
私流ですが、カメラ・レンズのお手入れ方法をお話します。今回はカメラボディ編です。
レンズ編も見てね↓
この記事の目次
カメラボディのお手入れ方法
用意するもの
私がカメラボディ・レンズのお手入れで使用している道具は、以下のものです。(カメラボディ・レンズ共通の道具なので、今回使わないものがあるかも・・・)
・ブロワー
・ブラシ
・シルボン紙
・綿棒
・プラスチック製のピンセット
・無水エタノール
・液晶画面コーティング剤
・スムーズペン(スムースライダー)
・LEDライト
・クリーニングクロス(大き目と小さ目それぞれ1枚ずつ)
準備が出来たら、お手入れをしていきましょう!
①ブロワーでゴミを飛ばしてからブラシをかける
今回は、カメラボディのお手入れをしていきます。
大き目のクリーニングクロスを、テーブルの上に敷きましょう。
これはテーブルとカメラがぶつかるのを防ぐクッションのような役割をします。お手入れをしている最中に、テーブルに「ゴン!」とぶつけることもありますからね。
それと、ボディキャップを付けることを忘れずに!ゴミがセンサー部分に入るのを防ぐためです。
最初にブロワーでゴミを飛ばしておきます。これである程度のゴミは無くなります。
いきなりブラシをかけてしまうと、大き目のゴミが擦れてしまってボディを傷つけることもあるので、まずは最初にブロワーでゴミを飛ばすのが鉄則です。
ブロワーの後に優しく丁寧にブラシをかけます。ブロワーで飛ばすことの出来なかったゴミを、これで掃います。
②綿棒でボタン類を拭く
ゴミを掃ったら、次はボタン類をキレイにしていきます。
ここで使うのが綿棒です。毛羽立ちの少ないメーカーの物を使うといいですね。ジョンソンエンドジョンソンの綿棒は、毛羽立ちが少なくて優秀ですよ。お化粧の時も重宝します。
綿棒に無水エタノールを付けて、ボタン類を丁寧に拭いていきます。私は無水エタノールはスプレー瓶に小分けにしています。スプレーで「プシュー」と綿棒にかけています。
ちなみに無水エタノールを小分けする時は、必ずアルコールOKの物を使用して下さい。種類によっては容器が溶けることがあります。私はガラス製のものを使っています。
注意点がもう一つ!グリップのラバー部分は、絶対無水エタノールを付けないこと!
ここに無水エタノールを付けてしまうと、ベタベタになってしまいます。グリップ部分は水で濡らしたタオルを固く絞ってから、そのタオルで拭いて下さいね。
③液晶画面にコーティング剤を塗る
液晶画面も手や鼻の油で結構汚れていますので、そこも無水エタノールを含んだ綿棒で、丁寧に拭きましょう。
拭いた後は液晶画面にコーティング剤を塗り、綿棒やシルボン紙で伸ばしていきます。
④マウント部分は無水エタノールを使わない
マウント部分の掃除です。ここも綿棒で拭いていきますが、無水エタノールは使わないこと!何も付けていない綿棒で乾拭きをすればOKです。
電子端子も触らないようにしましょう。故障の原因になります。
この時も、センサーにごみが入らないように注意をしましょう。
またレンズを付ける際に「固いな~。」と思う時は、ジッパーの動きを滑らかにするような潤滑剤を使います。潤滑剤がドバっと出てしまう時があるので、慎重に。センサーに付いた大変です。ほんのちょっと補う程度でOKです。
潤滑剤は綿棒で伸ばしましょう。
レンズのマウント部分って、もともとグリスが塗ってあります。これは防錆効果と潤滑効果があるんですね。
そのレンズをカメラボディに付けるので、マウントを綿棒で乾拭きすると黒く汚れが付くので思わすキレイにしたくなりますが、「乾拭きのみ」「固かったら潤滑剤をちょっと補う程度」がいいと思います。
⑤センサー掃除は自分でしない
センサーの掃除は素人が行うのは危険です。素直にカメラ屋さんか、メーカーに送りましょう。自分で行ってセンサーに傷でもつけたら、撮影不能になってしまいますからね。
センサーのゴミの確認は、センサーにLEDライトを当ててみると分かります。
もう一つのセンサーゴミの確認方法は、絞りをf22(最小)・ISO感度は100(最低)・シャッタースピードは気にしない・ピントは無限大にして、白い紙などの単色のものを撮影するとゴミが確認できます。
ブロワーで飛ばせるものは飛ばして、それでも取れないものはカメラ屋さんかメーカーへ送りましょう。
ゴミが下に落ちるように、カメラを下向きにしてセンサーにブロワーをかけましょう。
最後に
今回はカメラボディのお手入れでした。
愛用のカメラをキレイにお手入れすることによって、長くキレイに使うことができますし、買取してもらう時もキレイなカメラの方が査定額は高くなります。
Youtubeでもお手入れ動画がいろいろ公開されているので、それを参考にするのもいいと思います。
愛機を大切に使って、楽しいカメラライフを送りましょう。