皆さんこんばんは、ばんさゆ(@bansayuboo)です。

写真の画角は広角が好みの私。 

今まで中望遠領域のレンズには、マクロレンズ以外に手を出したことがありませんでした。

 そんな私が「安かった。」という理由だけでタムロンの85mmf1.8を手に入れまして、撮影してみると中望遠独特の圧縮感と撮りたいものを際立たせるちょうどいい焦距離にハマりました。EOS5Dmark4を手放した時に85mmf1.8も売却しました)

 FUJIFILMのカメラで中望遠を使ってみたいなぁ~と購入したのが、XF56mmf1.2Rです。

 今回はこのXF56mmf1.2Rを、愛のままにわがままに語りたいと思います。

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愛のままにわがままにXF56mmf1.2Rを語ります

購入候補は3つあった

FUJIFILM Xシリーズの中望遠の単焦点レンズで、当時購入候補は3つありました。

早々に候補から外れたのが、XF50mmf2R WRです。 

防滴防塵のWRと軽めの重量200g、候補のレンズの中では一番低価格なのは魅力的でしたが、f値が2なのが自分としてどうなのかと。

 f2って十分明るいんですけど、ブロガーやYoutuberで「もう少しボケて欲しいという場面がある。」とおしゃっていた方がいたのも事実でして。

 私も「もう少しボケて欲しい。」と思う場面が出てきそうだな~と、XF50mmf2R WRは候補から外れました。

 候補から外しましたけど、軽くていいレンズよね~。

X-E3やE4などの小さくて軽量のカメラとの相性がいいと思います。

ADPアリかナシか

XF56mmf1.2RADPアリナシか、この2つから選ぶことになりました。

重量は両方とも405gで一緒です。

価格はADPアリの方が5万円ほど、お高くなってしまいます。ADPに5万円を支払う価値があるかどうかというところですね。

APD(アポダイゼーション)とは・・・中心部の透過率は高く、周辺部に向かって透過率が低くなるフィルターです。APDフィルターは周辺部の透過光量を抑え、柔らかいボケを生み出します。

ADPアリのレンズには、APDフィルターを搭載すると、非搭載レンズに比べて透過光量が減少するので、この減少分を加味したものが赤い絞り値がレンズに記載されています。

そして、白い絞り値と赤い絞り値の差が大きいほど、APDフィルターの効果が大きく現れるそう。

参照:Xシステム | 富士フイルム [日本] (fujifilm.com)

う~ん、私にADPは必要か?

ポートレートを撮られる方は柔らかく写るのでADPアリを選んでもいいと思いますが、私にはその使用目的は低いというのが実情です。

そしてHPにはこんな一文が。

『その特性上 像面位相差AFが利用できません。コントラストAFのみとなるため、オートフォーカスの速度が大幅に低下します。』

マジですか・・・。

実はこのレンズ、ADPナシでも元々AFがそこまで速いレンズではありません。X-T4X-T3との組み合わせでは遅くはないんですが、X-T2以前の機種だとAFが遅いんですよね。

ADPアリだと、もっと遅くなるんかいっ!

いろいろ考えて、私はADPナシを購入することにいたしましたとさ。

評判通りのいいレンズ

撮影可能範囲が0.7mm~なので、ポートレート撮影に向いてますね。

離れて撮れば、物撮りは行けなくもないかな。

私は、ストリートスナップによく使っています。

このご時世ストリートスナップを撮るのが難しいですが、このレンズで写真を撮っていてピタッとハマったのがストリートスナップでした。

この紅葉の写真は、最初「ジオラマで撮ったっけ?」と思った一枚です。

絞り開放で撮ったので、被写界深度(見かけの上でピントが合っているように見える範囲)の狭さ故の面白い現象と、とろけるような感じのボケの広がりは何とも言えずたまらない写りです。

イマイチな点①レンズフードが微妙

色々メリットがあるのかもしれませんが、このレンズの純正の円筒形フードがちょっと微妙な感じ。

見た目重視なら、XF23mmf1.4R用のLH-XF23がいいと思います。フィルター径は一緒なので、装着可能なんですよ。

LH-XF23のキャップはスライド式になっているので、XF35mmf1.4Rのゴムキャップのように気づいたら外れてしまうこともなさそうです。

あれ本当に外れやすいんだよね~、何とかならんかのぉ~。

イマイチな点②やや重い

重量が405gなので、単焦点レンズとしては重い方ですね。

カメラボディがX-E3E4のような軽量級だとフロントヘビーになってしまいます。

X-T3T4だと、ボディとのバランスはいいと思います。

最後に

今回はXF56mmf1.2Rを語りました。

愛機のX-T4に付けると重量的にバランスがよくて、構やすいです。

f1.2という明るさはタダものではなく、とろけるようなボケは素晴らしいの一言で、FUJIFILMユーザーの方には一度このボケを体験していただきたいと思います。

私はストリートスナップに最適なレンズだと思っているので、このジャンルの写真をよく撮られる方には、おススメです。

ひょいっと購入できる価格ではないですが、買って後悔はしないレンズだと思いますよ。

ばんさゆ
最後までお読みいただきありがとうございました。

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